パンプスの素材
スエードとは、なめした革の裏側を磨いて起毛させたパンプスの素材です。特有の凹凸感があり、あたたかみのある質感や上品な光沢感が大きな特徴です。本皮のスエードは値段が高く水に弱いという特徴を持っていますが、足への馴染みや耐久性、通気性のよさなどがメリットとして挙げられます。対して、布に加工を施して作られる人工のスエードは、値段が安く撥水加工などが施されているため、購入しやすくお手入れもしやすい点がメリットです。
エナメルとは、革にエナメル塗料を塗って光沢感を加えたパンプスの素材です。エレガントな雰囲気に仕上がり、華やかなファッションからフェミニンなファッション、フォーマルなファッションにまで幅広くマッチして一見汚れにくそうな素材ですが、取り扱いやメンテナンスに注意が必要です。本皮を使用したエナメルであっても表面には加工が施されているため、柔軟性や通気性のよさ、革の質感が感じられない点に注意が必要です。またエナメルには履きジワがつきやすく、そこからビビ割れが起こりやすい点にも注意。更にはヒビ割れから内部に水分が入り、カビが発生してしまうケースも少なくないようです。
革本来のなめらかさを生かしたパンプスの素材のことです。
スエードのような毛羽立ち、シュリンク革のような凹凸や型押しがない、ツルッとした仕上がりの革を指します。
動物の種類は関係なく、アイロンや塗料、コーティングなどでなめらかに仕上げた革全般のことをスムースと呼びます。
マットな質感のものが多く、上品なツヤ感が特徴です。主張しすぎないため、どのようなシーンでも活躍してくれる万能なパンプスの素材です。
本皮は、牛や馬、ヘビやワニなどの動物からとれた革のことを指します。
本皮製のパンプスは本物の動物の革を使っているため、動物によって革の厚みや光沢、しなやかさや通気性などが異なります。
に設定されているケースが多いです。
本皮素材の最大の特徴は、とにかく長持ちする点です。
本皮を使っているパンプスは、お手入れ次第では2~6年、長ければ10年近く使用できるケースもあると言われています。
通気性がいいので、ムレや暑さに強い点も大きなメリットです。
はじめは硬いですが、使い続けるほどに革が変形してくため、足にフィットして靴擦れしにくくなっていきます。
本皮ならではの高級感や重厚感があることはもちろん、使うごとに味が出てくるので、愛着を持って使い続けられるパンプスの素材です。
動物から素材を採取する必要があるため、値段が高めですが「長く使える」「ビジネスシーンやここぞ」というときは、本皮素材のものがおすすめです。
布地に合成樹脂を塗布し、天然の皮革のように加工した素材のことです。
ポリ塩化ビニールやポリウレタン樹脂などが合成樹脂として使用されることが多く、ビニールやプラスチック素材のような質感に仕上げられています。
合皮であっても型押しなどで革の質感を与えて、本革のような見た目に仕上げられている商品もあります。
水をはじくため汚れにくいですが、塗布剤が次第に劣化していくため、1~3年程度で使えなくなってしまうことが多いようです。
本皮はメンテナンスしながら「長く使えるパンプス」であるのに対して、合皮は「消耗品のパンプス」であると考えておくといいでしょう。
合皮は耐久性が低いですが、値段が安くて購入しやすい商品が多い点が特徴です。
そのため、何足も購入していろいろなパンプスを楽しみたいという人には非常におすすめの素材です。
パンプスの形
パンプスの形は大きく分けてつま先の形とヒールの形に分類されようです。
つま先の形から紹介します。
つま先の形
ポインテッドは「とがった」という意味で、トゥは「つま先」の意、
つま先が尖ったパンプスのことをポインテッドトゥパンプスと呼ばれてます。
スクエアとは「四角い」という意味になり
つま先が画像のように四角いデザインのパンプスをスクエアトゥパンプスと呼ばれてます。
ラウンドは「丸い」という意味で、
つま先が丸まったパンプスをラウンドトゥパンプスと呼ばれてます。
アーモンドのようなほっそりとしたつま先になっているのが特徴です。
ポインテッドトゥとラウンドトゥの中間
つま先部分がサンダルのようにオープン 開放的なのが特徴です。
通気性も良いので夏に人気
ピープとは覗くという意味です。
オープントゥと同様でつま先が開いてますが開きが小さいのが特徴です。
かかと(ヒール)の種類
ピンは尖っている ヒールはかかと 細く尖ったかかとが特徴です。ハイヒールと混同しやすいですがピンヒールはハイヒールと近いものを指しますが、中でも針のようにヒールの細いものを指すようです。針のように細いヒールは女性らしい華奢な足元を演出してくれ、脚を美しく見せるのに最適なヒールとも言われますが、安定感がネックで慣れないとかなり大変です。踏みつけられると痛そう^^良く漫画でも凶器として使用されてたような・・^^
チャンキーはずんぐりの意で ピンとは反対に太いかかと
ヒールの高さは関係なく太いヒールのものの多くはチャンキーヒールと呼ばれます。ヒールが太いので安定感があるため、ヒール慣れしていない人でも歩きやすいのが特徴です。
カジュアルなイメージもあるので、デイリー使いにも最適ですね!!
ウェッジはくさびの意、くさびはドアのストッパーや車輪止めなんかにも使われますが
言われてみれば横からみればかかとの部分がドアのストッパーみたいに見えますね。
ルイ14世がハイヒールを流行させた名残で確立したと伝えられてます。 ヒールの付け根が太く中ほどがくびれ、地面に向かって太くなる曲線的なヒールの形状を指します。 ルイ15世の時代に流行したことから「ルイフィフティーンヒール」と呼ばれることも。
フレンチヒールとルイヒールはほぼ同義のようです。 フレンチヒールはルイヒールの一種で、ヒールがそんなに高くないものを指している場合もありますが、現代において差はほとんどないように思います。 現代日本では、ルイヒールよりもフレンチヒールのほうが認知が広いようです。
かかとに向かって細くなる円錐型のアイスクリームのコーンのような形をしてるのが特徴です。
比較的安定するので ヒールに慣れないけど ヒールが求められるフォーマルな場面で活躍します。
パンプスのサイズ
日本
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